看板ソフトで明暗 ゲームソフト6社 9月中間連結決算 頼みはハードの値下げ | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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少子高齢化や世界的な消費不況に悩むゲームソフト業界が、相次ぐ家庭用ゲーム機の値下げに期待を寄せている。9日出そろったソフト大手6社の平成21年9月中間連結決算は、看板ソフトの新作を発売したスクウェア・エニックス・ホールディングス(HD)とカプコンが2けた増収となる一方、セガサミーHDなど4社は減収を余儀なくされた。ゲーム機販売の頭打ちがソフトにも影を落としており、値下に伴う需要喚起で巻き返したい考えだ。

人気ソフト「ドラゴンクエスト」(ドラクエ)の強さを見せつけたのが、スクウェア・エニックスHDだ。任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」向けに9作目を7月に発売し、出荷本数が9月末に400万本を突破した。

 松田洋祐取締役は「計画通りの好調な推移」と胸を張る。全ソフトの出荷本数は中間期だけで1200万本に上り、前年度通期(1100万本)を上回った。

 カプコンも8月に発売した任天堂のWii(ウィー)向けソフト「モンスターハンター3」のヒットが牽引し、売上高と営業利益ともに中間期としては過去最高を記録した。

 一方で、セガサミーHDやコナミは上期にヒット作が不在だったことから減収減益。コナミの山口憲明副社長は「今年度の下期に人気シリーズの投入を集中させたことで、上期はヒット作がなく販売が落ち込んだ」と肩を落とした。

 ゲーム雑誌出版のエンターブレインによると、21年度上期(4~9月)の国内ソフト市場は前年同期比7・5%減の1329億円と低迷している。ゲーム機の販売一巡による不振に、「ソフトも引きずられた」(大手)という。

 巻き返しの原動力と期待するのが、値下げ。9月上旬にソニー・コンピュータエンタテインメントが「プレイステーション3」を1万円値下げし、任天堂も10月にWiiの5千円値下げに踏み切った。

 バンダイナムコHDの石川祝男社長は「値下げに合わせソフトも売れる仕掛けを打ち出す」と意気込んでいる。