米労働省が6日発表した10月の雇用統計(季節調整済み)によると、失業率は前月より0・4ポイント高い10・2%へ上昇した。
1983年6月以来、26年4か月ぶりに10%の大台を突破し、同年4月以来の高水準となった。市場予想(9・9%)よりも大幅に悪化した。
7~9月期の米実質GDP(国内総生産)が今年初めてプラスに転じるなど米景気の底打ち期待が広がっているが、失業率が10%の節目を越えたことで消費者心理が悪化し、米経済への大きな重荷となる可能性が出てきた。
非農業部門の就業者数は前月より19万人減と22か月連続で減少した。この間に失業者数は820万人増え、1570万人に達した。業種別の就業者数は、建設業が約6万2000人減となるなど全業種で軒並み減少した。
