厚生労働省は30日、昨年10月から今年12月までに職を失ったか、失うことが決まっている派遣などの非正規雇用労働者が24万4308人(10月21日時点)に上るとする調査結果を公表した。前月調査時より5556人増えた。
内訳は▽派遣労働者58.6%▽期間労働者22.8%▽請負労働者7.8%▽パート労働者10.8%。このうちパート労働者は、解雇が1万7162人で、前月比2421人増と突出して増えた。雇用調整の主な対象が派遣などから直接雇用のパートに移ってきていることが、いっそうはっきりした。
一方、従業員を休業させた際に休業補償の助成が受けられる雇用調整助成金は、申請事業所数が前月から1060カ所増え8万982事業所になった。対象従業員は逆に11万6458人減の199万4383人。対象者が200万人を切ったのは7カ月ぶり。厚労省職業安定局は「大企業や中堅企業の申請が減り、引き続き経営が厳しい状況にある中小・零細企業の申請が増えた」と分析している。
