覚せい剤取締法違反の罪で起訴された女優、酒井法子被告(38)の初公判が26日、東京地裁(村山浩昭裁判官)で開かれる。21日には、同じ法廷で酒井被告に覚醒(かくせい)剤を勧めたとされる夫で自称プロサーファー、高相(たかそう)祐一被告(41)の初公判が行われ、「妻のため」に覚醒剤の使用場所を偽っていたと供述するなど夫婦の“保身”に走る様子が浮き彫りになった。初公判で、酒井被告は何を語るのか。
[フォト]保釈後、涙ながらに謝罪した酒井被告
地裁425号法廷で開かれた高相被告の初公判。高相被告が覚醒剤の使用場所について、これまでの港区の青山公園のトイレではなく「自宅マンション」であると供述をひるがえすと、法廷がざわめいた。
弁護人「供述調書や起訴状では、青山公園で覚醒剤を使ったとあるが、なぜですか」
高相被告「当初は…法子の…逮捕前だったので…隠そうと…」
自宅での使用がばれ、家宅捜索などで妻の覚醒剤使用が裏付けられることを恐れたという。
その後も「自室に持っていると、法子が隠れて使うんじゃないかと思って。彼女は1回分の量とかよく知らないので危険だから」「彼女がやっていることを知られたくなかった」。
妻をかばうような発言を繰り返し、即日結審で懲役2年を求刑されたことで、焦点は酒井被告の初公判に移る。
元トップアイドルの口から、どんな事実が明らかにされるのか。芸能人としての交友関係に質問が及ぶ可能性もある。
初公判は26日午後1時半から。傍聴希望者の殺到が見込まれるため、東京地裁は近くの日比谷公園で同日午前9時ごろから11時まで整理券を配り、抽選する。
整理券は、番号が印字されたリストバンド型。今年8月に全国2例目の裁判員裁判があったさいたま地裁で初めて導入された方式で、バンドを外すと数字部分が破れて無効になる半面、結果判明まで自由に行動でき、混雑の解消につながるという。