17~19日、幕張メッセで開かれているアーケード用最新ゲーム機の展示会「アミューズメントマシンショー(AMショー)」で、女子中高生に圧倒的な人気を集めているプリントシール機の最新機種が登場し、注目を集めた。
【写真特集】AMショーで展示された最新「プリントシール機」の様子
最近は、肌を白く見せる“美白”や、目を大きく見せる“デカ目”など撮影した画像に一定の処理を加えて「より美しく見せる」機種が主流。さらに、あらかじめシールが複数枚に分割されて出てくるほか、撮影した画像を携帯電話に送信し待ち受け画像やブログに掲載できる機種も出てきている。
今回、業界最大手の「フリュー」が出展した「美顔ラボ」は、目やくちびる、髪のつやなど顔のパーツ別に写真を最適化する処理を自動で加えるなど、「より美しく見せる」点を強化した。また、従来のサイズよりも大きい正方形のシールが作れ、業界初となるシールの3分割も実現している。
加賀アミューズメントが出品した新型「美女コスメ」は、オリジナルの付けまつげがおまけで付くという業界初の試みを取り入れた。付けまつげは、女性誌などで人気のカリスマメークアーティストの田村俊人さんが監修し、「市場では500円相当の品」(同社広報)という本格的なもの。ゲームセンターから設置の注文も殺到しているといい、「一部は断らなければならないほどの人気」(同)と驚いている。
変わり種は、アールエスのブースに展示された「ポッププリンセス」。写真ではなく動画をDVDで提供するというもので、ダンサーが踊るミュージックビデオの顔をプレーヤーの顔に入れ替えた1分間の動画を作成する。従来のプリントシール機と同様、落書きや赤外線通信で携帯電話に動画を送ることもできるという。
関係者は「一時のブームは落ち着いたものの、文化として定着したという感じ。以前は女子中高生が中心だったが、今は小学生から“ヤンママ”と呼ばれる若い母親までユーザー層を広げている。女性の美への追求は際限がないので、今後もプリントシール機は進化するのでは」と話している。
