女優の樋口可南子(50)率いる5人組が颯爽(さっそう)とプラハの街を闊歩(かっぽ)し、写真の楽しさをアピールしているのが、パナソニックの一眼デジカメ「ルミックスGF1」のCMだ。20代から50代の5人が結成したのは、その名も“女流一眼隊”。ターゲットは巷で急増中の女性写真マニアだ。
■でこぼこも平気
一眼隊のメンバーは、樋口に加え、女優の鳥居かほり(44)、オペラ歌手の鈴木慶江(36)、モデルの森木美和(24)、高橋まりの(22)。第1弾のG1から競演しており、今回はシリーズ第3弾。ターゲットである「好奇心旺盛で行動力のある知的でアクティブな女性」の代表だ。
CMはオール・プラハロケ。プラハ独特の石畳の道をピンヒールをはいた5人が足元も見ずに、ファッションショーのウオーキングばりに颯爽と歩く。
遠目にはわからないが、石畳の道はデコボコ。樋口さんによると、「ヒールのかがとがでこぼこにはまって、何度もバランスを崩した」という。
それでも、プロ魂を発揮し、OKテイクでは、5人の息もぴったり合い、石畳の歩きにくさをまったく感じさせない見事なウオーキングを演じきった。
過去2機種のCMも、女性に人気のスポットがロケ地に選ばれた。
昨年、第1弾として放送した初代モデル「G1」のCMは京都が舞台。「G1の軽さと小ささで、これからは女性にも簡単に使っていただける一眼時代の幕開けを表現した」(パナソニック広報)という。
また、第2弾の「GH1」のCMは、南国・沖縄で撮影した。「1台で美しい写真も動画も楽しめるということを全面に新しい楽しみ方を提案するCMになった」(同)。
■あゆ、小雪に対抗
同じ「ルミックス」ブランドでも、コンパクトデジカメは、歌手の浜崎あゆみ(30)を起用している。やはり、女性ユーザーを意識し、おしゃれで、あゆの曲に合わせたスピード感あふれるCMやコミカルなCMを展開してきた。
パナソニックのCMキャラクターは、同じタレントが長く続ける傾向にある。あゆの場合、平成13年発売の「LUMIX F7」で初登場して以来、9年間も続いている。また、プラズマ、液晶テレビ「ビエラ」のCMには女優の小雪(32)が16年の発売以降、継続して登場している。
同社は、デジタル一眼に昨年10月に参入したばかりだが、“女流一眼隊”もロングランになりそうだ。