お笑い芸人・鳥居みゆきが、書き下ろしの処女小説集『夜にはずっと深い夜を』を8月7日に刊行。ダークな芸風を反映したような恐怖と不条理に満ちた内容で、発売初日に重版が決定する勢いで売れている。
相手の言動をいちいち愛だと勘違いする「華子の花言葉」などの短編23編と、新聞連載で発表した「妄想日記」6編を収録。ネタ作りのときと同様に、部屋を暗くして手書きで執筆するスタイルで、昨年夏から半年ほどで書き上げたという。黒・白・赤を配した装丁に関してもアイデアを出し、「製本されたイメージができているのがすごい」と編集者を驚かせたとか。22日に行われた発売イベントでは「ポップなものを書いたのに、文字化けして暗いものになった」と、独特の“鳥居節”で語った。
品川庄司の庄司智春は、7月23日に恋愛小説『空』を発表。2年前に刊行された『交換日記/花のことば』に続く2作目だ。表紙を飾る青空の写真や題字も自ら手がけている。新婚の妻・藤本美貴へのプロポーズを題材にしたプチ・ノンフィクション作品も併録、彼女も「こんなの書いてくれたんだ」と喜んだとか。庄司は「佐藤健、長澤まさみの“美男美女”主演でぜひ映画化を」と切望しているようだ。
お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建も小説『エスケープ!』で7月、小説家デビュー。「コントを創り続けて16年、そのすべてをぶつけた」と語る、コメディータッチのサスペンスだ。ちなみに、現在恋人はおらず「印税は婚活資金にあてたい」そう。
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