いわゆる「心霊もの」激減現象の謎に迫る!! | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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夏のスペシャル番組といえば、昔から「怖い話」と決まってたのに…。「心霊スポット」とか「除霊」とか「河童のミイラ」とかで、暑い夏を涼ませてもらったもの。当時の子供にとって、ワイドショーの特集「あなたの知らない世界」は、アニメ以上に魅力的でした。

 それがいつしか1つ減って2つ中断して、気づいたらほとんど姿を消してしまい、かろうじてレギュラー番組内の単発企画でたまに見るくらい。一例を挙げると 97年にスタートし、今も人気の情報バラエティ「奇跡体験!アンビリバボー」は、当初、「心霊写真」や「呪われた村」などの特集で注目を集めたものの、こうした企画は徐々に息を潜め、十数年経過して内容を大きく変えてしまいました。

 怪談の稲川淳二よりも、そのモノマネするBBゴローの方をよくテレビで見るようになった昨今。いわゆる「怪談番組」たちは、ヒュードロンと消えてしまったんでしょうか?

■どうやらフィクションはイイらしい

 心霊現象、超常現象を扱った番組はめっきり減ったものの、「世にも奇妙な物語」「ほんとにあった怖い話」といった人気ドラマのシリーズは、今も健在です。最初からフィクションであることを断っているドラマや映画については、今までどおり定期的にオンエアされてます。

 ということは「怖い話」自体が飽きられたわけではないのに、「心霊バラエティ」だけが下火になったということ? いやいや、それはちょっと変でしょう。ジャンルは違っても、興味を持つ視聴者は完全にかぶってる筈だし。

 じゃあなぜ、一定の需要があるにもかかわらず「心霊バラエティ」は、ほとんど放送されなくなったのか。そこには、一時期熱狂的な盛り上がりを見せたスピリチュアル・ブームとの関連が見え隠れしてきます。

■スピリチュアル・ブームが巻き起こした弊害

 つい数年前のことなので「スピリチュアル番組」については、説明不要でしょう。特番も含め各局で制作され、高視聴率をマークしていたものの、週刊誌等が告発記事を掲載し始めたのと同時期に、レギュラー番組は終了。特番も多くが中断したままです。

 おそらく、視聴者からの抗議やBPOなど放送倫理機関からの勧告を避けるために取られた処置なのではと思われます。それ自体は妥当な判断だったかもしれません。しかし放送メディアは危険を最大限に回避するため、周辺ジャンルの番組にまで自己規制を入れ始めたんだとしたら、ちょっと考え直していただきたいところです。

 こうした影響を受けてか、これまで挙げてきた「心霊もの」をはじめ「夏の怪談特集」といった特番まで、バタバタと「店じまい」してしまいました。確かに「事実を捏造している」と抗議されれば、対応に苦慮することにもなるんでしょうが。その点「信じるか信じないかはあなた次第」と番組内で連呼する「都市伝説スペシャル」(テレビ東京系)は、問題をうまくクリアしていると言えます。

■NHKの英断!!

 ただ、番組自体に一切落ち度が無いにもかかわらず、強制終了させられてしまった怪談番組にとっては、とんだトバッチリでしょう。夏の風物詩として定着していたものであり、薄々フィクションと気づいていることもあって、どこにも視聴者が損害を受ける要素は見当たりません。

 こうしたテレビ局の過剰な防御体質を改めるためにも、ぜひ参考していただきたいのが、09年8月15日(終戦記念日!)の深夜0時35分にNHK(もちろん地上波!!)でオンエアされた「日本怪談百物語」です。一龍齋貞水、加賀美幸子、半田健人ら個性豊かな10人の語り手たちが、百の怪談を語りついでいくという、背筋も凍る(!?)バラエティー。

 当ガイドの記憶では、落語、講談の中継以外でNHKが怪談を特集するのは、おそらく初めてじゃないでしょうか。この英断を見習って、民放の偉い人達も「心霊もの」の復活を考えていただきたいものです。その時にはまず、怪談番組が消えたせいですっかりTV で見なくなった、桜金造の復活からお願いしますね(笑)。


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