ETC増産にブレーキ 民主「高速無料化」公約で | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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衆院選で民主党がマニフェスト(政権公約)に掲げた高速道路の原則無料化が、自動料金収受システム(ETC)車載器の普及に影響を及ぼしている。民主が政権を獲得した場合、ETCが不要になる可能性があり、主要な車載器メーカーは増産に慎重で、店頭では品薄状態が続いている。消費者の買い控えの兆しも出てきた。
 政府は高速道路の渋滞解消とともに、旧道路公団の料金収受業務を合理化する目的でETC普及を進めてきた。3月に始めた「休日1000円」をETC搭載車に限ったのも、地方の観光振興と同時に、民営化された道路各社の人件費削減につなげる狙いもあった。
 この効果でETCは一気に普及した。国土交通省によると、近年の出荷台数は月30万台で推移していたが、割引が始まった3月は150万台を突破。7月も、休日1000円をお盆の平日にも拡大したことから、前月比21・4%増の約105万台に上った。ETC搭載車は累計約3239万台となり、自動車全体の4割にまで増えた。
 政府・与党は「休日1000円」を2011年3月末までと決め、ETC普及をさらに進めようとしている。
 一方、民主の高速道路の原則無料化はETC搭載を求めず、阪神高速や首都高速などを除く地方の高速道路を来年度から段階的に無料にする。外国に比べ高いとされる高速道路が一般道路と同じとなり、国民の負担や物流コストを抑えることで「最大7・8兆円」の経済効果があるとする。党本部は「ETCは助成団体が天下りの温床となっており、無料化でこの無駄も解消できる」と主張する。
 このはざまでETC車載器のメーカーが需要予測に悩んでいる。主要メーカー5社の生産体制は今年に入って「フル稼働でも注文に追いつかない状態」だが、生産ラインを増やすまでには至っていない。「特需がどこまで続くか読みにくい」(パナソニック広報部)という。
 このため全国の車用品店では品薄状態が続く。オートバックスセブン(東京都)は「一定の需要があるのに商品を確保できず、品切れの店舗もまだまだ多い」とする。
 「8月に入って売れ行きが鈍り始めた」。京都市左京区のオートバックス京都北山店の牧田宰幸店長は渋い表情で「選挙結果をにらみ買い控えが始まったのではないか」と警戒する。お盆期間中の12日には20台を入荷したが、夕方になっても売れたのは8台だった。南区の車用品店でも購入に訪れた顧客から「政権交代したら、ETCはいらなくなるのか」と心配する声が増えているという。


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