<東名高速>上り線の全面復旧遅れる 開通は15日中 | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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駿河湾を震源として11日に起きた地震の影響で、上り線の焼津インター(IC)-袋井IC間が通行止めとなっている東名高速道路について、中日本高速道路は13日、「上り線の全区間復旧は15日中となる」と発表した。同社は13日中の上下線復旧を予定していたが、崩落した牧之原サービスエリア(SA)付近の路肩ののり面が当初の予想を超えて不安定なため、応急工事の方法を変更。このため、全面復旧の見通しがずれ込んだ。

 下り線は13日午前0時に通行止めが解除されている。お盆の高速の渋滞のピークは下りが13~14日、上りが14~16日。お盆に限り、ETC(自動料金収受システム)搭載の普通車の料金割引(上限1000円)が平日に拡大されることもあり、対象の13日に下り線は間に合った。しかし、上り線の全面復旧はずれ込むことになり、帰省客の足に大きな影響が出そうだ。

 名古屋市内の本社で記者会見した高橋文雄社長は「交通量のピークを迎えているのに復旧が完了しておらず、ご迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪。「工事中の安全確保も大事。24時間体制で突貫工事を進めている」と理解を求めた。

 日本道路交通情報センターによると、下りの渋滞は、東名高速が静岡IC付近で13日午前4時ごろ21キロ▽中央道が小仏トンネル(東京都八王子市-神奈川県相模原市)で同日午前0時半に39キロ、同7時10分に相模湖ICで25キロ▽関越道が東松山IC(埼玉県東松山市)で午前6時40分に53キロ。中央道の渋滞が深夜に始まったのは、東名を迂回(うかい)したためと見られる。

 同社は中央道への迂回を促しており、上りで例年にない混雑が予想される。このため、同社は13日中に中央道の渋滞予測を見直し、ホームページ(HP)上で公表する。【石原聖、鈴木泰広】

 ◇崩落埋め固めに工法を切り替え

 中日本高速道路は、幅約40メートル、高さ約10メートルにわたり崩落した牧之原SA付近の路肩の斜面から盛り土の流出を防ぐため、H形の鋼材(長さ約20~30メートル)を1.5メートル間隔で、走行車線にもH鋼(同10メートル)を1メートル間隔で追加する工法で復旧工事をしていた。しかし、H鋼を打ち込むと振動で崩落が一層広がる可能性があり、H鋼を中心とした工法を中止した。

 路面は地上約14メートルの高さまで盛り土して造成されている。新しい工法は、下半分に約700立方メートル盛り土し直して土のうで抑え、セメントなどを混ぜた土とH鋼(同7メートル)約60本で土のうを固定。上半分をセメントなどを混ぜた土約2000立方メートルで覆って耐久性を加え、斜面を造成し直す。そのうえで、路面を舗装する工法に切り替えた。

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