台風9号の接近にともなって、雨足が強まっていた11日早朝の静岡県を激しい揺れが襲った。気象庁は、地震の影響で、大きな揺れがあった地域では土砂崩れや家屋の倒壊などの危険性が高まっている恐れもあるため、河川の増水などとともに、地震と大雨の“複合災害”を警戒をするよう呼び掛けた。
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兵庫県を中心に13人の死者が出るなど、猛威を奮った台風9号は11日午前、本州の南海上を東寄りに進み東海地方に接近。小型の台風で、中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。南側220キロ以内と北側130キロ以内は15メートル以上の強風域。
静岡・天城山では11日午前6時半までの1時間雨量が76ミリに上り、8月の同所の観測史上最大に。12日午前6時までの24時間予想雨量は、多い所で、伊豆諸島が150ミリ、東海と関東甲信が100ミリ。伊豆諸島は大しけとなり、強風と高波にも警戒が必要という。
沼津市の主婦(72)は、自宅の2階で就寝中、大きな揺れで目を覚まし、夫(76)に「動かないで」と叫んだ。外は激しい雨に加えて雷。「地盤が緩んでいるので被害が出ていないか心配」と話した。