ねぶた・七夕にETC効果 竿燈は平日開催で苦戦 | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

求人募集 福岡 博多 営業 テレアポ コールスタッフ
ハローワーク 就職 転職 求人 募集 アルバイト バイト
花粉症 除菌 除去 空気サプリ 営業代行 営業支援

仙台七夕まつりが8日閉幕し、青森ねぶた祭(2~7日)、秋田・竿燈まつり(3~6日)と続いた東北三大祭りが終わった。今年は不況や長梅雨の影響が懸念されていた。人出は前年に比べ、ねぶたが11万人、七夕は3万人増えた一方、竿燈は10万人減少。自動料金収受システム(ETC)搭載車の「高速道路1000円乗り放題」が期間限定で平日にも拡大され、ねぶたや七夕は恩恵を受けたようだ。

 三大祭りの人出(各主催者発表)は表の通り。通常は土日・祝日限定のETC割引が平日の6、7日も適用された。

 ねぶたはETC割引の対象となった3日間(2、6、7日)が好調だった。特に日曜日と重なった初日の2日は前年より9万人増え、効果がくっきりと表れた。

 青森観光コンベンション協会は「ETC割引を使い、遠方から車で来る観光客が想像以上にいた。駐車場の問い合わせも多かった」と説明する。

 七夕は3日間ともETC割引の適用日になった。埼玉県越谷市の会社員野口政博さん(47)は平日拡大を知り、7日に急きょ家族と車で見物に訪れ、「5時間かかったけど、安上がりで助かる」と喜んだ。

 仙台七夕まつり協賛会は初めて会場周辺の駐車場マップを約3万枚作るなど、マイカー客の増加に備えた。6、7日は「目立った混雑もなく、駐車場利用は例年と変化がなかった」とみる。県外客対象のアンケート結果を基に「平日も割引になることを知らない人が多かった」とPR不足を残念がる。

 竿燈は日程が4日間とも平日で、割引適用が最終日だけだったことも響いた。ただ、事前の団体向けが苦戦していた有料観覧席(4万1000席)の売れ行きは、ほぼ平年並みまで持ち直した。

 実行委員会は秋田市内の大手コンビニエンスストアやホテルでも購入できるように改善、個人客の取り込みを図った。個人客の割合は例年の1割から3割に増えた。

 実行委は「有料観覧席は当日券も1日500席ほど売れ、個人向けにも意外と売れるという手応えがあった」と営業努力の大切さをかみしめている。