29、30日に放送される「24時間テレビ32 愛は地球を救う」(日本テレビ)でフルマラソン3本分を走るお笑いタレントのイモトアヤコさん(23)が3日、「昭和の森公園」(千葉市)で公開練習を行った。00年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(37)が激励に現れ、興奮するイモトさんに「私は珍獣じゃありません」と苦笑させる一幕もあった。
【写真特集】イモトアヤコさんがQちゃんを臨時コーチにした公開練習の様子
イモトさんは、日本テレビ系のバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」で、「珍獣ハンター・イモト」のコーナーを担当、コモドドラゴンに追いかけられたり、チーターと競走するなど体当たりのリポートで人気を呼んでいる。最初に1人で練習していたイモトさんは「不安もあるけど頑張るしかない。必ず完走したいです」と意気込みを語った。ただ、「まゆげが不安要素。20時間も走ったら、落ちて誰かわからなくなりそうなのでウォータープルーフのものを探している」と“外見”を気にする余裕も見せていた。
中学生時代、陸上部に所属し、00年に鳥取県の陸上競技大会の100メートル競走で6位という記録を持っているイモトさんは、今回フルマラソン3本分の126.585キロに挑戦、昨年のエド・はるみさんの113キロを上回る歴代女性ランナー最長となる。高橋さんは、ひざ痛に悩むイモトさんに「跳ねない走りを心がけて」とアドバイスし、「一歩先を見て、楽しさを伝える気持ちで走って」とエールを送った。