肥留間正明の芸能斜め斬り ジャニーズ帝国ついに陰り… | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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オバマ大統領の「チェンジ」は、日本の政界に及んでいる。栄華を誇った自民党の惨敗は確実と見られ、今回の衆議院選挙は、明治維新以来の官僚支配の変革と自民党の終えんの選挙なのかもしれない。実は芸能界にもチェンジは確実に訪れている。芸能界の一大勢力のジャニーズタレントがテレビ界を席巻していたが、その流れに大きな変化が見えている。

 かつてはジャニーズタレントを使えば視聴率獲得は間違いないと思われていたが、今は違う。
 キムタク「MR BRAIN」は、初回こそ24%を記録したが、18%台まで降下して、最終回にやっと20.7%の大台をキープ。この数字は大騒ぎの宣伝展開をしなかった天海祐希の「BOSS」最終回と同じ数字だというから、キムタクを朝から晩までヨイショした宣伝戦略は何だったのか。ただ、テレビ全体の視聴率が急降下しているだけに、キムタクの数字は褒められるべきだろう。
 ジャニーズタレントは、このところ視聴率的に大苦戦している。中居正広出演の「婚カツ!」は平均視聴率10%、東山紀之の「必殺仕事人09」が平均11%。「スマイル」(松本潤)が平均10%、「ザ・クイズショー」(櫻井翔)が平均12%など。「婚カツ!」については、最近「録画率」が高い、なんて言い分けをしているが、テレビはリアルタイムがすべてなのである。

 テレビ以外でも芳しくない。雑誌や単行本にいたっては、何でも売れる時代は数年前から終わっている。
 その理由はいろいろ考えられるが、第一はジャニーズタレントは、単に身長の高低だけではなく、全体的に小粒な印象が強い。最近は、玉木宏、松山ケンイチなど、本格的演技派の若手俳優が台頭していることも大きい。かつてジャニーズタレントは、某局を例にとれば、1週間に6番組の主演番組があったが、その寡占ぶりは崩れつつある。テレビ不況の影響でギャラの高いジャニーズタレントが敬遠されているのも一員している。
 しかしジャニーズタレントがダメというわけではない。
 幼いころから踊りを仕込まれ、振るい落とされて残った素質あるタレントがショービジネスを目指してデビューしている。クオリティーは圧倒的に高く、歌と踊りのエンターテイメントの世界では、他のタレントを圧倒している。 
しかし、その才能はテレビでは発揮できないのだ。俳優とショービジネスの世界は別である。ジャニーズタレントは、本来の舞台では一層の活躍が期待できる。