世界が驚嘆! な、なんと石川遼がウッズに勝った! | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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男子ゴルフの今季メジャー第3戦「全英オープン」(ターンベリー・エイルサC、パー70)が16日に開幕。注目の石川遼(17)=パナソニック=は5バーディー、3ボギーの2アンダー68で回り、首位と4打差の21位と予選通過へ絶好のスタートをきった。本命のタイガー・ウッズ(33)=米国=が1オーバー、68位と大きく出遅れる中、同組で回った「ISHIKAWA」に地元英国だけでなく、世界が注目した。首位は6アンダーのミゲルアンヘル・ヒメネス(45)=スペイン。久保谷健一(37)が5アンダーで2位につけた。

 初出場の全英オープンで2アンダー、21位の好発進。しかも、同組で回ったのは、世界ランク1位の大本命ウッズと、地元の英雄ウエストウッド。恐れを知らない17歳の石川は、「(自分に)100点はあげられないけど、90点以上はあげていい。ティーショットがブッシュに入っても、(ダメージを)最小限に抑えられた」と笑顔で振り返った。


 スタート当初は、50人以上の日本の報道陣を引き連れる石川に奇異な目を向けていたウッズ、ウエストウッドもホールを重ねるごとに、そのスイングを観察するようになった。最初はただ後ろをついて歩くだけだった石川に、2人が声をかける。実力を認めさせた証拠だった。


 「彼の将来には世界が広がっている。あの才能を見ただろ? まだ17歳。これから一生懸命練習を続けていけば世界で戦える」と完敗のウッズが絶賛する。


 大会を中継する地元英国BBCのカメラも、ウッズやガルシアら実力者だけでなく、次第に石川をとらえ、世界に向けて発信した。


 BBC解説者のピーター・アリス氏は、ダイナミックな石川のスイングを「ワイヤのようなしなやかさ。細身でも大きなパワーを出せる要因だ」と分析。また「なんで“シャイ・プリンス(ハニカミ王子)”と呼ばれているのだろう。シャイには見えないよ」。途中、特製おにぎりをほお張りながらの堂々としたプレーぶりに舌を巻いた。


 話題だけでなく実力で世界を驚かせた石川。第1ラウンドは、まさに追い風の中でのラウンドだった。


 【絶好のコンディション】風雨が吹き荒れた練習ラウンドとは一変。晴天、微風の天候。気温も20度を超えた。大会前には「強い海風が吹き付けるリンクスコースで、高いボールで攻める一辺倒の石川のゴルフは通用しない」という声が圧倒的だった。全英10回出場の尾崎将司は他の全英開催コースよりフェアウェーが広いターンベリーを評し「セントアンドルーズと並んでターンベリーは最もやさしいコース。遼には合っている」と見ていたが、名物の強い海風が戻ったコンディションでこそ、真価が問われる。


 【コースを知り尽くしたキャディー】予選落ちしたマスターズの反省を生かし、キャディーにこだわった。日本でコンビを組む加藤大幸さん(25)ではなく、コースを熟知するハウスキャディーのリー・マッカランさん(38)を指名した。


 17歳の頃から、ターンベリーでバッグを担ぐマッカランさんは、石川に適切なアドバイス。ドライバーで攻める気持ちにはやる石川に、スタートの1番ティーでは、すっと3Iを差し出した。最終18番のパーパットでも、スライスと読んだ石川に「ほぼストレート」と言い切り、成功。「ボクの息子も17歳。リョウは息子みたいな存在さ」というマッカランさんとは息もピッタリ。


 【コミュニケーション能力】中学校時代から本格的に習い始めた英会話も力になっている。開幕前日の公式会見では英語でスピーチし、この日もマッカランさんの細かなアドバイスを聞き取り、ウッズ、ウエストウッドと会話をかわした。気後れすることなく「全英」に溶け込んでいる。


 ホールアウト後はBBCの放送ブースに呼ばれ、通訳なしにインタビューに答えた。


 「とってもいいプレーができました。ギャラリーの声援が心強かった」


 世界に「RYO ISHIKAWA」の名を知らしめた。再びウッズ、ウエストウッドと回る勝負の第2ラウンドは、日本時間きょう午後10時20分にスタートする。


 ■ショットが不調で1オーバーの68位と出遅れたタイガー・ウッズ 「2つ、3つのミスがスコアに響いてしまった。風がなくピン位置も難しくなかったのに…。スイングを調整する」