「ダディは私が生まれてからずっと、考えられる中で一番の父だった」--。ポップ界のスーパースター、マイケル・ジャクソンさん(50)をしのんだ7日の追悼式。そのステージにマイケルさんの長女パリスさん(11)が立ったのは、主催者も予想しない遺族の決断だった。幼い少女の涙は、マイケルさんの愛情の深さを強くファンたちに印象づけた。
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私生活を報道されることが多かったマイケルさんは、長男(12)、パリスさん、次男(7)の3人の子供たちがひそかに撮影されないよう気遣っていた。
マイケルさんの兄妹たちが見守る中、パリスさんは「本当に大好きだって言いたかった」と言葉を詰まらせ、泣き崩れた。その小さな肩を、マイケルさんの妹で歌手のジャネット・ジャクソンさんが固く抱きしめた。
マイケルさんの遺体は、赤い花で飾られたひつぎに納められステージの前に置かれた。
大物歌手のスティービー・ワンダーさんらが熱唱、若きマイケルさんがジャクソン5のメンバーとして所属していたモータウン・レコードの創業者、ベリー・ゴーディさんは「(マイケルさんの称号は)キング・オブ・ポップでは物足りない。史上最も偉大なエンターテイナーだ」とたたえた。元プロバスケットボール選手、マジック・ジョンソンさんも「アフリカ系アメリカ人(黒人)に多くの扉を開けた」と黒人の地位向上に与えた影響を指摘した。
同日、追悼式に先立ち、マイケルさんの家族と友人だけによる葬儀がロサンゼルス市ハリウッドヒルズのフォレストローン・メモリアルパークで行われた。