◇安近短志向が高まる
県観光物産課はこのほど、08年の観光客総数を発表した。県外から訪れた観光客は822万3000人と前年と比べて38万8000人の減少。逆に県内観光客は1590万6000人で、前年より16万3000人増えた。観光客の総数は2412万9000人で、前年より22万5000人減少した。同課は「原油高、経済状況の悪化により、安近短志向が高まったことが、県外観光客が減って県内観光客が増えた理由ではないか」としている。
地域別では、しまなみ海道沿いなどの今治圏域が423万1000人で前年より14万8000人増えた。道後温泉などがある松山圏域は、964万9000人で前年より17万人減少。東予東部圏域、八幡浜・大洲圏域、宇和島圏域でも軒並み減少した。同課では「しまなみ海道開通10周年のPRと、ETC搭載車の通行料一部割引が昨年9月に始まったので、今治圏域が増えた。今年はさらに増えるだろう」と分析した。
統計を取っている1960年以降で最も多かったのは、しまなみ海道が開通した99年の2646万9000人。08年は過去5番目に多かった。