全日本プロレス「CROSS OVER’09」が21日、東京・後楽園ホールで開幕し、1650人を動員した。
13日にかつての全日本のエースであり、2代目社長でもあったプロレスリング・ノアの三沢光晴社長が急逝し、初めて迎えるシリーズとあって試合前には追悼セレモニーが行われ、10カウントゴングが打ち鳴らされた。
セミファイナルでは世界タッグ王者の太陽ケア&鈴木みのると三冠ヘビー級王者の高山善廣がトリオを組み、武藤敬司&諏訪魔&河野真幸組と対戦。先発を買って出た武藤がケアにエメラルドフロウジョンを放つと、直後にケアも武藤にタイガードライバー。04年7.10ノア東京ドーム大会でGHCタッグ王座をかけて三沢さんと対戦(パートナーは小川良成)した者同士として、三沢さんの得意技を天国に捧げた。
三沢さんとは対戦1回、タッグ結成1回と、結局一騎打ちの夢を叶えることがないまま、このような形で別れを迎えることになってしまった武藤は、「こいつらの代には、やれるかどうかは分からないけれど、いつでもノアの若い選手に勝てるような準備をさせたい」と、闘魂三銃士-四天王の世代では叶えられなかった夢のカードを惜しみなく実現させていきたい気持ちを明かした。
また、この日の試合で三冠王者・高山から解禁したばかりのジャーマンスープレックスで勝利を奪った諏訪魔は「まだまだこれから。もっと追い詰める」と、王座挑戦へ必ずやたどり着くことを誓った。
大会結果は以下のとおり。
■全日本プロレス「CROSS OVER’09」開幕戦
6月21日(日) 東京・後楽園ホール 観衆:1650人
<第7試合 シングルマッチ>
○小島 聡
(18分40秒 ウエスタンラリアット→体固め)
●荒谷望誉
<第6試合 6人タッグマッチ>
武藤敬司、○諏訪魔、河野真幸
(20分58秒 ジャーマンスープレックスホールド)
太陽ケア、鈴木みのる、●高山善廣
<第5試合 タッグマッチ>
カズ・ハヤシ、●フィル・アトラス
(15分06秒 垂直落下式正田落とし→片エビ固め)
NOSAWA論外、○MAZADA
<第4試合 タッグマッチ>
○真田聖也、征矢 学
(16分10秒 タイガースープレックスホールド)
KAI、●大和ヒロシ
<第3試合 シングルマッチ>
●ゾディアック
(8分50秒 ジャックナイフ式エビ固め)
○ジョー・ドーリング
<第2試合 6人タッグマッチ>
西村 修、●近藤修司、浜 亮太
(12分30秒 FIREBALLスプラッシュ→片エビ固め)
TARU、○稔、ヘイト
<第1試合 シングルマッチ>
●ブラッド・マーティン
(7分51秒 スーパーフィッシャーマンズバスター→体固め)
○歳三