シンガー・ソングライターの山下達郎(56)が、8月1日公開のアニメ映画「サマーウォーズ」の主題歌「僕らの夏の夢」を書き下ろした。達郎がアニメ映画に曲を提供するのは初めて。前作「時をかける少女」で注目を集めた新鋭の細田守監督(41)の熱烈なオファーで実現した。8月中旬にはシングル発売も予定しており、「さよなら夏の日」をほうふつとさせる夏の代表曲となりそうだ。
34年のキャリアを誇る大御所・達郎が初めてアニメ映画の主題歌を手掛けた。
熱烈なファンだったという細田監督が今春、「『さよなら夏の日』のような主題歌を」と依頼。達郎は6年ぶりのツアーの真っ最中だったが、監督の熱意を受け、楽曲制作を開始。「僕らの夏の夢」というタイトルの主題歌を完成させた。
後日、デモ曲を聴いた細田監督は「これは“素晴らしい”ではなく“すてき”ですね」と感動。ツアー最終日には初対面も実現し「『サマーウォーズ』には大きくて普遍的な愛の歌が必要でした。それを歌えるのが山下達郎さんだったのです」。映画のクライマックスを彩る壮大なラブソングの完成に興奮を隠しきれない。
これまで「東京タワー」など5本の映画主題歌を手掛けた達郎だが、アニメ映画は初めて。映画通としても有名だが「『サマーウォーズ』にハマっています」と絶賛。映画は近未来の日本を舞台に、人のつながりを信じる地方の大家族と、高度に発達した仮想現実社会が生み出した謎の敵との戦いを描く異色アクション。
「古き良き日本の原風景と、目くるめくサイバー・ヴァーチャル・ワールドの乱れ打ちに、思わず仕事モードも忘れて見入ってしまいます。こんなすてきな作品のテーマソングを担当させていただき、本当に幸せです。作品の素晴らしさをより一層引き立てることが出来ればと、がんばって作りました」と話している。
なお同曲は8月中旬にシングル発売予定している。