山口のCO中毒、原因はガス設備の不完全燃焼? | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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山口県美祢市秋芳町秋吉の「山口秋芳プラザホテル」で、修学旅行中の小学生や教諭ら22人が一酸化炭素(CO)中毒になり、1人が死亡した事故で、旅行に同行していた女性看護師(23)は、体調不良を訴えた児童4人を3階の一室に連れて行き、突然倒れていたことが3日、同県警などの調べでわかった。

 県警は、ホテルのガス設備の不完全燃焼により一酸化炭素が発生し、3階に流れ込んだ可能性があるとみて、3日午前10時から、業務上過失致死容疑でホテルの現場検証を始め、ガスの配管や排気設備などを調べている。

 県警の調べなどによると、ホテルには大阪府高槻市立松原小の6年生72人、引率教諭5人ら計約80人が宿泊。児童らが2日午後5時過ぎにホテルに到着した後、1階のレストランで「焼き肉バイキング」が行われた。児童4人が「気分が悪い」と申し出たため、女性看護師が保健室用に確保していた3階西側の部屋に連れて行ったところ、看護師が突然倒れたという。

 児童らは1階に戻り、食事をしていた教諭らに報告。教諭らが駆けつけ、相次いで倒れた。同5時50分頃、消防隊員3人が駆けつけたところ、3階の部屋で女性看護師と教諭2人が倒れ、さらに別の部屋で関西美術印刷(奈良市)所属のカメラマン、川副浩明さん(26)(京都府木津川市)が倒れていた。川副さんは午後7時10分頃、近くの病院に搬送されたが、心肺停止の状態で約30分後に死亡が確認された。血液検査の結果、死因は一酸化炭素中毒とわかった。

 県警などが通報から約3時間後、3階の部屋で一酸化炭素濃度を測定したところ、測定器の限界値である300ppmを示していた。県警は、事故当時、さらに高濃度の一酸化炭素が充満していたとみている。

 同県によると同ホテルは鉄骨3階、地下1階建てで、1982年に建設された。その後、壁紙の張り替えなどは行われたが、大規模な改修の記録はないという。

 消防関係者によると、3階建てホテルの各階に設置されている給湯設備は使用されていなかった。1階レストランでは、テーブル備え付けのプロパンガス用のガスコンロ約10台が使われていた。コンロをホテルに納入した業者によると、煙を室外に出す排気ダクトは、いったん地下を通り、屋外の地表から排気するタイプだという。