兵庫県加古川市で平成16年、親戚ら7人を刺殺したとして殺人罪などに問われた同市、無職、藤城康孝被告(52)の判決公判が29日、神戸地裁で開かれ、岡田信裁判長は求刑通り藤城被告に死刑を言い渡した。岡田裁判長は争点となっていた被告の責任能力について、完全責任能力があったと認めた。
検察側の論告によると、藤城被告は16年8月2日未明、自宅隣のおば藤城とし子さん=当時(80)=宅などに侵入、大型金づちで殴打したり、包丁で胸や顔面を刺したりして8人を死傷させたとされていた。
公判では犯行時、藤城被告に責任能力があったかどうかが争点になり、検察側は論告で、精神鑑定の結果などから責任能力が完全に認められると主張。「凶器を準備するなど計画的で残虐な犯行」と指摘していた。