麻生首相と鳩山民主党代表による初めての党首討論が27日、国会で行われた。
麻生首相は「政権交代は手段であって目的ではない」と民主党の姿勢を批判したのに対し、鳩山氏は「当然政権交代が目的ではない。スタートラインだ」と反論した。
また、北朝鮮の核実験に関し、鳩山氏が「米国から事前通告があったのか」と追及したのに対し、首相は「米国からかなり早めに伝わっていたのは事実だ」としながらも、「この種の話はしないことになっている」とかわした。
首相は、違法献金事件を巡り代表を辞任した小沢一郎・前代表が代表代行に就任したことについて、「それが責任の取り方なのか。国民目線から理解し難い」と批判。民主党が企業・団体献金の3年後の全廃を打ち出していることについては、「(小沢氏の)秘書の違反が契機なのに、論理のすり替えだ」と指摘した。
これに対し、鳩山氏は、「聞き捨てならない。これから裁判で決着がつく話だ。(政治とカネを巡る事件・疑惑は)そちらにもたくさんいた」と強く反論した。
党首討論の開催は、首相と小沢氏が昨年11月に行って以来。