『ノルウェイの森』主演は松山ケンイチ、菊地凛子がヒロイン | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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村上春樹の世界的ベストセラー小説を、フランスの俊英トラン・アン・ユン監督が映画化する『ノルウェイの森』の主人公ワタナベを松山ケンイチ、ヒロインの直子を菊地凛子が演じることが分かった。2人は今年2月に、冬のシーンを10日間ほど撮影。6月1日(月)に、本格的なクランク・インをする予定だ。

ヒロインの直子を演じる菊地凛子、緑を演じる水原希子、トラン・アン・ユン監督の写真はこちら

 日本での累計発行部数920万部、世界36の言語に翻訳され、村上文学の最高峰と位置づけられている「ノルウェイの森」。刊行から22年の時を経て映像となるスクリーンを、若手演技派の松山と菊地が彩ることになった。

 1992年にフランス語版の小説を読み、「描かれている主人公たちの若さ、渇望感、ラジカルな部分に最も感動し、彼らの抱いている不安、疑心、弱さを映像で見せたいと思った」というユン監督。「別の国の言語は想像できなかった。いろいろな問題はあるが、見合った方法を探しながら乗り越えていきたい」と、日本の俳優による日本語での映画化を熱望した。

 同じく映画化を模索していたアスミック・エースの小川真司プロデューサーとともに、04年5月から村上と交渉を進め、昨年初めに映画化権を獲得。村上が認めた脚本は英語だったそうで、「小説のセリフのままじゃダメなところもあるから、どんどん変えていいよ」とお墨付きももらったという。

 オーディションによるキャスティング作業で、まずユン監督の目に止まったのが松山。「会った瞬間に、好きな俳優だと思った。(ワタナベの)無垢な部分が表現できる能力がある。後は撮影で、いかようにもつくっていける」と確信し、即決した。

 直子役に関しては、「セクシーさが重要であると同時に、ういういしい抽象的な表情が欲しかった」と注文。菊地の出演した『バベル』ではピンとこなかったが、ある1シーンを演じさせたオーディション用のビデオを見て「演技力が素晴らしいのは分かっていた。3秒で納得し、迷わずやってもらいたい」とオファーした。

 松山は、「ワタナベとの共通点は、少なからずあるような気がする。凛子さんの直子がとても美しくて、とてもきれいな映画になると思う。ワタナベの喪失感や悲しみ、成長を真しに表現したい。楽しみにしていてください」と抱負。菊地も「10代のころに原作を読んで、ずっと直子に心ひかれていました。どうしても、この役をやりたかった。だからこそ、今苦労しています。とにかく精いっぱいやらせていただきます」と意欲を見せている。

 また、2人にからむ重要な役どころとなる緑には、女性ファッション誌「ViVi」などで活躍するモデルで、女優初挑戦となる水原希子を抜擢。「難しいところもたくさんあって、何度も悩んで壁にぶち当たると思いますが、最後まで監督を信じ、自分の心に素直に演じたい」と並々ならぬ決意。ユン監督も、「彼女の発する雰囲気が、新鮮で驚きだった。これからいろいろな部分が出てくると思うので、今までに見たことのない新しい女優をお披露目できるでしょう」と期待を寄せている。

 ほかに高良健吾、玉山鉄二、霧島れいからが共演。撮影は8月末まで続き、その後、フランス、日本で編集。来年3月末に完成し、公開は東宝配給で来秋を予定している。