米保険最大手AIGが保有する「AIGビル」(東京都千代田区)を、日本生命保険が約1000億円で買収する方向で最終調整していることが7日、明らかになった。
皇居のお濠(ほり)に面した「超一等地」に立地し、不動産、金融業界では「100年に一度の出物」と注目を集めていた。
AIGが、米政府の支援を受け経営再建に乗り出したのを機に、日本生命を含む複数の金融、不動産大手を対象に今年2月から売却交渉を進めていた。日本生命が条件面で上回ったとみられ、最終的な詰めの作業で折り合えば、週明けにも売買契約を結ぶ見通しだ。
ビルには現在、AIG傘下のAIU保険日本支社などが入居している。築35年になることから、日本生命では、将来の再開発も視野に入れている模様だ。