7年ぶり1千万台割れ=過去最大の15%減-08年度自動車生産日本自動車工業会が30日発表した2008年度の国内自動車生産実績は、前年度比15.2%減の999万3756台と、01年度以来7年ぶりに1000万台を割り込んだ。昨秋の金融危機以降、世界的な販売不振に伴い輸出が急減し、各社が国内で減産を進めたためだ。 減少率は統計を開始した1966年以降で過去最大。これまで最大だったバブル崩壊後の93年度(12.0%減)を上回った。普通乗用車が2割以上縮小したほか、トラックの台数が過去最低に減少した。