自動車レースF1の今季開幕戦、オーストラリア・グランプリ(GP)でルイス・ハミルトン(英国)が虚偽証言を行ったことに関し、国際自動車連盟(FIA)は29日、所属先のマクラーレンに対し、条件付きでの3戦の出場停止処分を科したと発表した。
本件に関して新事実が出てきた場合、もしくはチームが今後の12カ月間で新たな違反行為を犯した場合にのみ、同処分が適用されるという。
3戦の出場停止処分が適用された場合は、昨季最年少で総合王者に輝いたハミルトンの連覇の夢が厳しいものとなる。ハミルトンは今季4戦を終えた時点で、総合首位のジェンソン・バトン(英国、ブラウンGP)に22ポイント差をつけられている。