東芝のDVDで省エネ表示に誤りのあることが分かり、同社は28日、ホームページ上で公表した。報告を受けた資源エネルギー庁は同日、日立の冷蔵庫に相次いだため、省エネ家電製品などを扱う業界団体に対し、省エネ表示に関して点検し、来月末までに報告することを要請した。
誤表示があることが分かったのは、昨年11月から販売されている東芝製のDVD機器「ハイビジョンレコーダーRD-S303」。
東芝によると、この機種は、前機種(RD-S302)の機能の一部を取りのぞく形で開発された。
このため、本来は、省エネ法で決められているラベル表示の区分変更をしたうえで、省エネ達成率を表示すべきだったところを、区分変更しなかったため、実際は省エネ達成率95%だったのが、105%と表示されて販売された。
誤表示は、東芝社内で、省エネルギーセンター発行の「省エネ性能カタログ」に当該機種を登録する際の確認作業中に判明した。
判明後、今月22日に資源エネルギー庁に報告。同庁の指示を受けて他の製品の確認作業をしたのち、28日に公表した。
当該機種は約5万台販売されているが、性能には問題がないため、製品の回収はしないという。
誤表示の原因について、東芝は「製品部門でのチェック体制が甘かった。今後は、製品部門だけでなく全社的に管理体制を強化したい」と話している。
資源エネルギー庁はこの日までに、東芝に対し、原因究明と再発防止策の策定などを指導した。