民主党の小沢一郎代表の元秘書で、次期衆院選で神奈川18区からの出馬を予定している樋高剛前衆院議員が、小沢氏と撮影したポスターとは別に一部で同党の蓮舫参院議員とのポスターを張り始めたことが党内に波紋を広げている。
[フォト] いっしょのポスターなら当選できるかも?!
理由は「小沢氏の書生を振り出しに秘書まで務めた樋高氏が別の議員と写ったポスターに張り替えなければならないほど選挙情勢が厳しい」(ベテラン秘書)とみられているためだ。西松建設の違法献金事件に絡む小沢氏の「政治とカネ」の問題の影響を指摘する声もあり、ほかの議員も人ごとでないと受け止めているからともみられる。党内では小沢氏の進退問題がくすぶり続けており、小沢氏とのポスターを掲示しては選挙にマイナスとの声が少なくない。
公職選挙法では、衆院の任期満了6カ月前から立候補予定者の単独ポスターの掲示が禁止されている。このため、多くの選挙区では所属政党の党首と2人で写真におさまったポスターが掲示されている。樋高氏の地元事務所は「今でも9割以上が小沢氏と撮影したポスターであり、事件があったから蓮舫氏とのポスターを張っているのではない」と説明している。