宮崎県特産の完熟マンゴー「太陽のタマゴ」の初競りが20日、宮崎市の中央卸売市場であり、2個入り1箱(約1キロ)が7万500円の値を付けた。昨年より3万円近く下がったが、東京市場では昨年と同じ1箱20万円の高値が付いた。
「太陽のタマゴ」は糖度15度以上、重さ350グラム以上などの基準をクリアした希少品。東国原英夫知事のPRで一躍有名になった。
今年は秋口の日照不足で面積当たりの収量は落ちたが、生産農家は昨年の193人(計48ヘクタール)から247人(計70ヘクタール)に増えた。初日の出荷量は昨年の2倍の460箱で、全国6都府県の15市場に出荷された。
同県野尻町の生産農家、松田泰一さん(49)は「一過性のブームでなく、ブランドとして定着した。高値が付くのは、心待ちにしている人がいるということなので励みになる」と満足そうだった。
出荷のピークは5月中旬~6月末で、昨年より20トン多い約670トンの出荷を見込んでいる。