かつら最大手のアデランスホールディングスに対し、国内投資ファンドのユニゾン・キャピタルがTOB(株式公開買い付け)を提案する見通しにあることが16日、分かった。
ユニゾンは、経営拒否権を発動できる33・4%以上の株式取得を目指す方針。このほか、社外取締役に元ファーストリテイリング社長で、企業支援会社リヴァンプ(東京都港区)の玉塚元一代表パートナーを送り込む。
アデランスは先月25日、約27%の株式を保有する筆頭株主の米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンから経済環境の悪化以上に、かつらの売り上げが落ちているとして、業績悪化を食い止めるため8人の取締役候補を提案されている。アデランスがユニゾンの提案を受け入れれば、スティールの反発は必至で、5月末の株主総会に向けプロキシーファイト(委任状争奪戦)に発展する可能性が高い。