米大リーグ、マリナーズのイチローは16日のエンゼルス戦に「1番・右翼」で出場し、張本勲(東映、巨人など)の日本プロ野球通算最多記録に並ぶ3085安打(日米通算)を達成した。日本で1278安打している。大リーグでは同記録以上が19人いる。
[写真で振り返る]イチロー、日米通算3085安打までの道のり
今後はピート・ローズが持つ大リーグ最多記録4256安打にどこまで迫れるかの挑戦になる。
張本の記録にあと2安打と迫っていた今季は、2連覇の懸かったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の精神的な疲労などから体調を崩し、開幕から故障者リスト入りしており、イチローにとってこの日が今季の“開幕戦”。第2打席に中前安打を放ったイチローは、七回一死満塁の5打席目にフルカウントから右腕ブルガーのカーブを右翼席に放り込み、満塁本塁打で張本氏に追いついた。
イチローは昨季、8年連続200安打の大リーグタイ記録を達成。王貞治氏から「並の選手ではない。歴史に残る。自分に厳しく、野球、打撃に対するハングリーさは素晴らしい」と絶賛されていた。今回、新たな勲章を手にしたことで、王氏の言葉に応える形となり、イチローの大リーグでの地位をますます高めた。