「たけし軍団」の一員で、ベナン共和国の大統領特別顧問を務めるタレントのゾマホン(44)が、シングル「どんぐり野郎」で5月13日に歌手デビューすることが14日、分かった。師匠のビートたけし(62)のひと言でマイクを握ったゾマホンは、コミカルな日本語でメッセージを熱唱。個人収益は母国の社会福祉に全額寄付するという。
ジェロの次は「どんぐり野郎」だ。たけしが最強の外国人歌手をJ-POP界に送り込んだ。
自身の風ぼうから名付けられた「どんぐり野郎」は、「腐りに腐って汚れた日本を私の胸で熱くする」と歌うゾマホンの自己紹介ソング。珍妙な日本語で熱い思いを歌い上げる。カップリングのラップ曲「春美荘」(実際に住んでいる東京・高円寺のアパートの名前)ではさらにヒートアップ。ベナンの常識として婚前交渉を断固拒否し、現在も童貞を貫いているという純潔男が「ミニスカだったり谷間は駄目だよ」などと日本の乱れた風紀にカツを入れまくる。
上智大学大学院の留学生として94年に来日したゾマホンは、たけしが司会を務めたTBS系「ここがヘンだよ日本人」(98年)に出演したのをきっかけに弟子入り。現在も付き人を務めるほど師匠の信頼は厚く、今回のデビューも「殿に言われて歌ったんダヨ!」とゾマホン。しかし、たけしは「俺は知らない」ととぼけているという。
たけしが当初「ドブ鼠先輩」という芸名も提案していたことから、鼠先輩のスタッフが曲作りに参加。歌の経験がないことからレコーディングには苦労したそうで「初めて歌、歌うのタイヘン。一生懸命歌った。夜中に一生懸命練習してたらお巡りさんに職務質問されました。夜は静かにお願いします」と語っている。
これまでにも6校の学校建設に貢献するなど、個人の収入はすべてベナンの社会福祉に寄付してきたが、今回は水不足の母国に井戸を作るための資金や技師の養成に当てるという。
◆怒り着ボイス今日から配信
○…CD発売に先駆け、15日から「どんぐり野郎」を「着うた」で配信。さらに、ゾマホンがキレ気味に「デンワナテルヨ!」「メェルダヨ!」「ゴキョリョクオネガイシマス!」と連呼し続ける3パターンの「着ボイス」も同日から配信する。