大阪府吹田市で、定額給付金の申請手続きを装い、80歳代の男性が現金3000円をだまし取られていたことが13日、わかった。府警捜査2課が発表し、詐欺容疑で捜査を始めた。警察庁によると、給付金の手続きを装った詐欺被害は全国で3件目で、府内では2件目。
府警によると、1人暮らしの男性方に今月10日、「定額給付金申請書」「手数料3000円が必要」などとワープロ打ちで書かれた用紙1枚が封書で届いた。男性は用紙に住所や氏名、銀行の口座番号などを記載。11日午後4時ごろ、40歳前後の女が男性方を訪れ、身分を名乗らずに「用紙を書いてくれましたか」と言ったため、男性は用紙を手渡して3000円も支払ったという。
不審に思った男性から相談を受けた家族が12日、吹田市内の交番に届け出て被害が発覚。府警によると、近隣住民で同様の封筒が届いたケースはなかった。
男性方には今月上旬、同市から正規の申請書が届いており、申請手続きも終えていた。男性は府警に対して「手続きしてすぐに封書が来たので、手数料が必要と思いこんだ」と話しているという。