内閣府が6日発表した2月の景気動向指数CI(コンポジット・インデックス)によると、一致指数(2005年=100)は前月に比べて2.7ポイントの低下となり、過去2番目の下げ幅となった。
商業販売額(卸売業)や大口電力使用量などが下押し要因となり、7カ月連続で低下した。
一致指数は86.8で、2002年4月の86.3以来の低水準となった。内閣府はCI一致指数の基調判断を「悪化を示している」に据え置いた。この判断は昨年6月以来9カ月連続となる。
先行指数は前月比2.0ポイント低下の75.2となり、1983年5月の75.2以来の低水準となった。新規求人数や鉱工業生産財在庫率指数などがマイナスに寄与した。
先行指数の前月比は1月(2.2ポイント低下)よりも低下幅が縮小し、消費者態度指数など一部構成項目でプラスになるなど、やや明るい動きが出てきたが、内閣府幹部は「反転を示しているとまではまだ言えない」との認識を示した。
遅行指数は前月比0.8ポイント低下の90.5となり、2003年11月の88.8以来の低水準となった。常用雇用指数、完全失業率がマイナスに寄与した。
エコノミストからは、景気動向指数への影響が大きい生産関連指標が引き続き悪化し、2月のCI一致指数は前月と比べて2─3ポイント程度のマイナスを予想する声が出ていた。
内閣府は08年4月速報分から、景気動向指数の中心をこれまでのディフュージョン・インデックス(DI)からCIに移行した。