トヨタ 「3代目プリウス」公開 燃費と出力さらに向上 | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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トヨタ自動車は、5月中旬に発売する新型ハイブリッド車(HV)「プリウス」を報道陣に公開した。HVシステムなどを一新し、現行型より燃費、出力をともに向上させた。国内では4月から環境対応車向け優遇税制が始まる予定で、プリウスやホンダが2月に発売した「インサイト」などのHVが、深刻な販売不振に悩む自動車業界の救世主になるか注目される。【米川直己】

 3代目となる新型プリウスは、国内を皮切りに世界80カ国で販売する計画。現段階で価格は非公表だが、205万円程度になる見込み。注目される燃費は、車体床下の空気の流れを考慮して走行時の空気抵抗を軽減したことなどにより、現行型に比べ約8%改善した。

 出力も約20馬力アップさせ走行性能を高めた。エンジンを1.5リットルから1.8リットルとし、モーター出力も10キロワットアップさせたことで、2.4リットルエンジン並みの加速性能を実現させた。また、HVシステムも小型・軽量化し、システムの総重量を現行型の3分の2にまで減らしている。

 追加装備では、天井のソーラーパネルで発電し、停車中に室内の換気をするシステムや、HVのバッテリーで乗車前にエアコンを動かすシステムも初めて採用した。

 発売に先立って開かれた報道関係者向け試乗会で記者が運転したところ、燃費を優先する「エコモード」走行では、モニターに「1リットル当たり28キロ」と表示された。運転の仕方などで差がでるといい、35キロの表示が出た人もいたという。また、新たに採用された「パワーモード」走行では、十分な加速感やきびきびとした走りも体感できた。

◇低価格のHVも開発中

 新型プリウスを開発した大塚明彦チーフエンジニアに、コンセプトや開発の苦労などを聞いた。

 --開発のコンセプトは?

 ◆今までプリウスが受け入れられたのは、HV技術やスタイリング、装備に加え、車の未来を感じていただけたからだと思う。このブランドを進化させることがまず一つ。もう一つは、現在のユーザーは50~60歳代が多いが、40歳代のファミリー層にも受け入れられるように、家族4人が快適に乗れる空間を確保した。

 --燃費のターゲットはどのように設定したのか。

 ◆燃費は近年、通常の車でも年間1.5~2%は向上している。少なくともその分の向上は必要で、現行型から8%以上の向上を目指した。

 --開発の苦労は?

 ◆バッテリーを除いてほとんどが新開発だった。HVシステムは成熟しつつあるため、エンジンや車体などトータルでの最適化が必要で、燃費の目標に到達するのが大変だった。

 --ライバルとなるホンダのインサイトをどう思う。

 ◆安い。頑張っていると思った。プリウスとはシステムが違うが、インサイトのシステムは原価も安く、今の市場にマッチしたと思う。ただ、われわれもヴィッツクラスでもHV開発を始めている。

 --新型のアピールポイントは?

 ◆燃費を向上させつつ、パワーも上がっている。走る楽しさも追求した。若い人にも乗っていただき、走りのポテンシャルも感じてほしい。