フリーアナ、福澤朗(45)は、つくづくツキに見放されているようだ。
社長の引責辞任で番組の打ち切りが避けられそうにない日本テレビ系の報道番組「真相報道バンキシャ!」(日曜午後6時)。キャスターを務める福澤にとって、もし番組が終了すれば2005年6月30日でフリー転向後、4年間に満たぬ間に4度目のレギュラー番組打ち切りとなるのだ。
ケチの付き始めはフリー転向後初のレギュラー司会を務めた06年4月スタートのTBSの情報番組「ぴーかんバディ!」。紹介した白インゲン豆ダイエットで視聴者に健康被害が出たため4カ月で番組が終了。後番組「人間!これでいいのだ」にもそのまま続投したが、07年2月の放送で再びトラブルに。耳に聞こえない高周波の音が人体にどう影響するかというテーマを取り上げた際、学術論文を執筆者の許可なく引用。結局、同月で番組は終わった。
現在、総合司会を務めるTBSの「ピンポン!」(月-金午前11時)もコスト削減のため今月いっぱいで終わる。
この番組でも07年6月、プロゴルファー、石川遼の肉声をプレー中に盗聴する取材が問題になって、福澤は「総合司会者として責任を感じている」と涙を流して謝罪していた。
「バンキシャ!」については辞任した久保伸太郎前社長が「新体制の下で検討する」と打ち切りについて明言を避けたが、「局のトップが辞任した以上、存続はありえない。春の改編を機に一新する方向」(番組関係者)とみられる。
もっとも、日テレの局アナ時代から逆風を乗り越えてきた図太いキャラとしても知られる。「入社2年目で全く興味のないプロレス中継を担当させられ、熱心なファンから罵倒されて鍛えられ『ジャストミート!』という決めぜりふを生み出した。『アメリカ横断ウルトラクイズ』も福留功男アナから引き継いだ数年間は違和感があったが、いつしか自分の番組にしていった。粘り強い男」(日テレ関係者)。
「バンキシャ!」の不祥事について、福澤の所属事務所は「プロデューサーと話し合いはしているが、コメントすることはない」と、言及を避けたが、まだいばらの道が続くのか。