日中両政府が今月27~29日の日程で調整していた麻生太郎首相の訪中と日中首脳会談について、中曽根弘文外相は17日の閣議後の記者会見で、延期することを正式に認めた。中曽根氏は「国際経済の問題などがあり、できるだけ早く会談ができればと中国側と調整していたが、3月中の実現は困難な状況になった」と述べた。河村建夫官房長官も17日の記者会見で「日程的に折り合いがつかない方向だ」と述べ、4月2日にロンドンで開催される第2回金融サミットの際に、日中もしくは日中韓の首脳会談を行う方向で調整していることを明らかにした。
延期の理由に関し、中曽根氏は「先方の都合もあるでしょうし、こちらも国会日程などがある」と述べるにとどめ、延期の申し入れが中国側からあったかどうかについては明言を避けた。