石油輸出国機構(OPEC)は15日、ウィーンで定例総会を開き、原油の生産目標を据え置くことを決める見通しだ。
総会で減産を見送るのは1年ぶりとなる。
OPECは2008年12月に過去最大となる日量220万バレルの減産を決め、今年1月から実施している。
今回の総会では、この削減目標を加盟各国が完全に順守することを確認するにとどめる。
ただ、世界経済の悪化で原油需要は落ち込んでおり、原油価格は1バレル=40~50ドル台に低迷している。このため、OPEC内部では価格上昇を促すために追加減産を求める声が根強い。
市場の動向次第では、5月か6月に再度、総会を開き、減産を改めて協議する可能性がある。