■消費の落ち込みを下支える効果に期待
「定額給付金」の支払いが始まった。一人当たり12,000円、65歳以上の高齢者と18歳以下の子供には8,000円を加算して20,000円を支給する。態度を保留していた麻生総理も受け取って、景気刺激に貢献する。正式決定までは、無関心を装っていたマスコミも決定と同時に、「何に使いますか」の街角アンケート合戦。答える方も、決まるまでは、「バラマキはよくない」とか、「他にやり方があるのでは」と辛口だった。しかし、もらえることが決まると、ほとんどが、「うれしい」で一致。当然だろう、お金をもらって嬉しくないはずがない。
手元にお金があれば使いたくなるのが人情というものだ。貯蓄に回って、消費効果はないとの見方もあったが、食事や買い物に使うとの声が多かった。旅行会社は1万2000円のセットコースを売り出したり、商店街では買い物券をプラスするところもある。そういったアイディアが急に出るものではないから、密かに企画を練っていたのだろう。生活感覚は政治家より庶民のほうが上手だ。
定額給付金の使い道は、大半は日常生活に直結する食品や雑貨品などに使われる可能性が高く、関連セクターとしては消費関連銘柄の中でも、食品中心のスーパーなどが中心になるだろう。また、家族構成によっては一世帯当たり5~10万円程度が支給されることになり、臨時収入としてはインパクトがあるかもしれない。
消費効果として、外食(レストラン)、子供用品、家電、家具、アミューズメント関連などの売上にも好影響を与える可能性が考えられる。給付金を、こうした銘柄の投資にあてれば、さらにラッキーとなるかもしれない。とりあえず、主な関連銘柄を挙げてみた。