ミツカン(愛知県半田市)が幼稚園・保育園児のいる家庭を対象に調査したところ、5割以上の父親が週に1度は弁当を職場に持参しているとの結果が出た。昼食代の節約が主な理由で、不況の影響が、サラリーマンの昼食にも及んでいる。
調査は1月15~20日に実施。東京都や大阪府など都市部や周辺に住み、第1子が幼稚園か保育園に通う20~50代の父親468人と母親228人に聞いた。
父親に手作り弁当を職場に持参するか尋ねたところ「週に5日以上」が30・1%を占め、「週に1回以上」を含めると全体の53・7%に達した。持参しない人は全体の38・8%にとどまった。理由(複数回答)は「節約」が最も多く81・0%。次いで「手作りのほうがおいしい」が30・5%、「健康を意識」も29・2%だった。また、弁当を食べる相手を聞いたところ「同僚」は42・9%、「上司」は11・5%で、「1人で」が60・6%と最多だった。
一方、子供の弁当に関する調査では、1食当たりの材料費が平均192円で、06年の調査結果(191円)とほぼ同額だった。苦しくなった家計は、父親の昼食代削減で埋め合わされているようだ。
◇「内食化」も影響
ただ、調査担当者は「節約の面もあるが、むしろ最近の内食化が進んでいる傾向を踏まえ、楽しんでお弁当を持参している人も増えている」と話している。