セイコーエプソン<6724.T>とソニー<6758.T>は12日、中・小型液晶ディスプレー事業分野における提携協議を開始することで合意したと発表した。
エプソンの同事業資産の一部をソニーに譲渡することも含めて協議し、6月末の契約締結を目指すとしている。中・小型液晶事業の見直しを進めるエプソンと、低コストで生産できるアモルファスシリコンTFT液晶をラインアップしたいソニーの思惑が一致した。
エプソンは11日、収益化が困難と判断した中小型液晶ディスプレー・半導体事業の改革を進め、プリンターやプロジェクターなど成長が見込める分野へと経営資源をシフトする中期戦略を打ち出していた。中・小型液晶ディスプレー事業は、国内拠点の集約や他の成長領域への従業員のシフトなどで効率化を進めるとし、従来の構造改革の延長線上でなく、一段と踏み込んであらゆる選択肢を検討するとの考えを示していた。