出演した映画「おくりびと」が第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した女優広末涼子(28)が先月23日の授賞式後、初めてとなる映画撮影に臨んだ。松本清張氏原作の「ゼロの焦点」(監督犬童一心、今秋公開)で主演作。失跡した夫の行方を追う妻を演じる。
韓国・富川ロケから始まり、周囲からの期待の視線を痛いほど感じたといい「(演技が)ちゃんとできなかったらどうしよう。賞をもらったことが余計プレッシャーになって憂うつでした」という。人気の清張作品の上、48年ぶりの映画化で「(ロス出発前は)行ってる場合ではないと思いました(笑い)」と振り返り、機内でも時間を惜しんで前作のDVDを繰り返し見た。それでも「(授賞式では)こんなに映画が好きな人がいるんだということを体感できました。いま現場にいて役をいただいていることに対してあらためて感謝しています」と喜びをかみしめている。