ドラフト1位候補左腕にメジャーも注目! 21日開幕の第81回センバツ高校野球大会(甲子園)に出場する花巻東(岩手)の菊池雄星投手(2年)が9日、土浦日大(茨城)との練習試合で今季初先発した。最速146キロをマークした菊池に、視察に訪れたMLB・ドジャースのスカウト陣も潜在能力を高く評価した。
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MAX149キロ左腕に、海の向こうからも熱視線だ。MLB・ドジャースのホワイトGM補佐が、小島圭市日本担当スカウトらとともに花巻東・菊池を視察に訪れた。
「いい投手がいると聞いてみにきた。(菊池は)楽に投げているような感じがした」
ホワイトGM補佐が菊池の投球をこう評した。練習試合が行われた土浦日大出島総合グラウンドは、土浦駅から車で約30分。上野-土浦間は特急で約50分かかる。WBC視察のため来日しているとはいえ、都内から離れた場所まで足を運んだのは、強い興味がある裏返しといえるはずだ。
注目の菊池は8日の水城戦での今季初登板に続き、この日初先発。予定の5回を投げて4三振を奪い、MAX146キロを記録した。試合は二回に3本の長短打で2失点を許し、そのまま0-2で敗れて敗戦投手となったが、菊池は投球内容に手応えを感じていた。
「フォークで三振が取れたし、高めに(ボールが)抜けたときも修正して低めに投げられた」
これまでのスライダー、カーブに加えフォークに実戦で使えるめどが立ち、投球の幅が広がった。佐々木洋監督も「フォークは冬の間に試してきた球種。よくなってきた」と納得の表情だ。
移動中のバス車内では、昨年のセンバツ大会の試合DVDを流して甲子園でのプレーをイメージ。1年夏にすでに登板経験のある菊池も、甲子園のマウンドで躍動する姿を思い描いている。
「甲子園では細かい制球が大事になる。みんなの思いを背負っているのは自覚している」
菊池が意気込んだ。佐々木監督は当日の肩の状態次第としながら、きょう10日の明秀学園日立戦での3連投も示唆。国内だけでなく海外からも注目されている菊池が、まずはチームの甲子園1勝へ全力を尽くす。