山口県は10日、県内の私立高校7校が生徒計13人に対し、授業料滞納を理由に卒業証書を回収したり渡さなかったりしていたことを県議会で明らかにした。
県は「生徒に責任はなく残念な結果。こういうことが起きないよう学校側に要請する」としている。
県が9~10日、全20校に電話で聞き取り調査した結果、5校が11人に証書を手渡した後に回収、2校が2人に渡さなかったと回答した。私立校は授業料が学校運営の主要財源となっており、学校側は県に「やむを得ない措置」などと説明している。
全国私立学校教職員組合連合(東京)によると、景気後退の影響もあり授業料滞納は増加傾向にある。未納分を納入するまで卒業証明書を出さないと生徒に通告する学校もあるという。