日産自動車は6日、今月から全正社員を対象に、賃金カットを伴う休業日の副業を認めることを明らかにした。副業容認は、東芝や富士通子会社など電機業界では広がっているが、自動車メーカーでは初めて。
日産は販売不振に伴う業績悪化を受け、2月から休業日を設定している。3月の休業日は、栃木(栃木県上三川町)や九州(福岡県苅田町)などの工場では5日間前後、本社の総務など事務部門では1日間を予定。
休業日は、基本給を最大2割カットするため、賃金の目減りを補てんする手段として、1日8時間、週40時間の範囲内で認めることにした。ただ、日産グループ内や同業他社での副業は禁止する。
自動車業界では、三菱自動車の水島製作所(岡山県倉敷市)が独自の判断で副業を認めた例があるが、本社レベルでは原則禁止されてきた。