昨季限りで自動車レースのF1世界選手権シリーズから撤退したホンダは6日、チーム代表を務めていたロス・ブラウン氏(英国)にチーム運営会社の全株式を売却したと発表した。新チーム名は「ブラウンGP・F1チーム」。売却額は明らかにされていない。
関係者によると、ホンダは2月下旬の経営会議で同氏への売却を決定。今後、新チームに支援を行う予定はなく、関係は終了するとしている。
ドライバーは昨季と同じジェンソン・バトン(英国)とルーベンス・バリケロ(ブラジル)で、エンジン供給はメルセデス・ベンツから受ける。バルセロナで行われる来週の合同テストなどに参加し、27日からオーストラリア・メルボルンで開かれる今季開幕戦、豪州グランプリ(GP)に臨む。
ホンダは世界的な金融危機の影響から業績が悪化したため、昨年12月にF1からの撤退を発表。複数の企業とチーム売却交渉を行っていたが、いずれもまとまらなかった。