春の旅「格安」で満喫 “間際”“円高”うまく活用 | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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もうすぐ春休み。陽気がよく旅にぴったりの季節だが、今年は少しでも出費を抑えたいという人が多いだろう。交通費や宿泊費を抑えながら、春の旅を楽しむお値打ちツアーやサービスを探った。(中曽根聖子)

 ◆知っている人だけ

 「ロサンゼルス5日間1万9800~2万4800円」「上海3日間1万8800~2万6800円」(いずれも3月末まで、燃油サーチャージ別)…。こんな破格の料金が並ぶのは、JTBの海外パック旅行商品「旅のアウトレット」。

 出発直前になっても空席、空き室が目立つ飛行機やホテルを組み合わせることで、“間際”ならではの割安料金を実現した。航空会社や宿が限定されるものの、「日程や目的地など条件が合えば知っている人だけが得する商品」(同社)。

 円高効果を最大限生かして個人旅行を楽しみたい人には、海外ホテル予約サイト「エクスペディア」が便利だ。約5万3000軒を扱い、同一条件の宿が他社サイトより高かった場合は差額を返金する「最低価格保証サービス」を実施。価格は毎日の為替レートと連動、円高が進むほど安くなるという。ウォン安の韓国なら、ソウルの最高級ホテル、リッツ・カールトンで1人6000円台(3月末、1室2人)という安値も。

 JTB広報室の加藤八十司さんは「海外旅行の需要喚起に向け、各社とも間際商品に限らずお値打ちツアーを積極的に投入している。価格やプランの内容をよく吟味して賢く選んで」と呼びかける。

 ◆家族向けユースも

 国内旅行なら、より快適に“変身”しつつあるユースホステルも検討してみたい。会員なら1人3000円程度(相部屋)、家族3人で個室を使用しても1万円前後という価格が魅力だ。若者向けの低価格の宿として知られるが、子供向けの食事を提供したり、果物狩りやハイキングなど家族向けイベントを主催したりする施設も増えてきた。

 横浜市の「横浜ベイサイドユースホステル」は、家族向けの観光コースマップを用意。談話室には無料のコーヒーや紅茶を置き、客同士の交流の場を設ける。坂田雅彦マネジャーは「普通のホテルでは味わえない家族的な雰囲気がユースの魅力。小さな子供のいる家族でも安心して利用していただけます」。

 日本ユースホステル協会によると、家族やグループによる1室利用を前提にした、高級タイプの「ユースゲストハウス」も各地に登場。リゾートホテルのような外観が特徴の「屈斜路原野ユースゲストハウス」(北海道弟子屈町(てしかがちょう))は、24時間利用可能な温泉と雄大な自然が人気で、夏休み期間の利用はほとんどが家族連れ。安さだけでなく「子供にはぜいたくな設備は必要ない」「自然体験や思い出づくりをさせたい」という親が多いのだという。

 ◆無料送迎バスの宿

 交通費を安くすませる“裏技”として注目したいのが、宿泊施設が運行する無料送迎バスだ。

 映画「フラガール」の舞台となった総合レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」(福島県いわき市)は宿泊者限定で、東京や横浜など首都圏の5カ所から毎日直行バスを運行。いわきまで上野から特急電車で1人片道約6000円かかる交通費がゼロとあって、年間約10万人が利用する。

 和歌山県白浜町の「ホテル川久(かわきゅう)」など4施設も3年前から、共同で大阪・難波と和歌山市からの無料送迎バスを運行。「節約志向の中、中高年のグループ旅行から家族旅行、卒業旅行まで利用者が広がってきた。浮いた交通費分を土産や食事に使ってお得に楽しんでいただければ」と川久の中峯宏総支配人は利用をすすめている。