1日午後7時10分頃、福岡市博多区博多駅中央街の「博多グリーンホテル2号館」で、2階から上昇したエレベーターが3階で停止した際にドアが半開き状態になった。
かごは直後に降下し、1階の停止位置より、約1・5メートル下で止まった。広島経済大(広島市)の野球部の男子学生8人が閉じこめられたが、約10分後に市消防局が救出した。けが人はなかった。福岡県警で原因を調べている。
県警やホテルなどによると、トラブルがあったのはホテルに4基あるうちの2号機(定員9人、最大積載量600キロ)。
学生らは2階で食事を取った後、9人がエレベーターに乗った。重量オーバーを知らせるブザーが鳴ったため1人がかごを出て、残り8人で3、4階などの部屋へ向かった。かごが3階で止まり、出ようとしたところ、ドアが閉まりながらゆっくりと降下したという。
エレベーターは、三菱電機製。保守点検は三菱電機ビルテクノサービスが担当。1985年のホテル開業時から使用されており、2月5日の定期点検では異常はなかったという。同社がトラブル後に2号機を動かしたところ、異常は見つからなかった。
ホテルは2号機と、同型の1号機の使用を中止した。学生(2年)は「何が起きたのか分からず怖かった。けがをしなくてよかった」と話した。
ホテルの桝田久義副総支配人は「あってはならないことで申し訳ない。原因を徹底究明する」と謝罪した。