勤務先の警察署内で管理されていた現金11万円を盗んだとして、広島県警福山東署は27日、窃盗容疑で同署地域課巡査長、対馬啓介容疑者(31)を逮捕した。県警によると、対馬容疑者は「出来心で盗んだ」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は、今月26日午後10時20分ごろ、同署1階にある、当直勤務の署員が待機する部屋に保管されていた現金11万円を盗んだ疑い。この現金は、福山市内で酒に酔って同署に保護された男性の所持金の一部で、机の上のトレー内に置いてあったという。
県警によると、26日夜に別の署員が金がなくなっていることに気付いて上司に報告。27日午前になって対馬容疑者が盗んだことを認め、5階トイレの花瓶の中に隠してある現金が見つかった。