人気ショー「マッスル」舞台女優に労災適用 | フィトンチッド 花粉症 SEO アクセスアップ C.Iサポートセンター

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平成18年に元体操選手らによる人気ショー「マッスルミュージカル」の出演者の20代女性がNHKの番組収録中に重傷を負った事故で、中央労働基準監督署(東京都文京区)が女性を労働者として認め、労災認定していたことが24日、分かった。女性の代理人弁護士などによると、舞台出演者が労災認定されるのは全国的にも珍しいという。

 弁護士などによると、女性のような舞台出演者は、就労形態の特殊性などから、労働基準法に基づく労働者かどうかの判断は難しいという。労災認定には「労働者」として認められることが重要な条件となっている。

 女性を支援してきた映画演劇労働組合連合会によると、労基署は女性が事業主の指揮監督下にあるといった「労働者性の判断基準」に該当することなどを理由に挙げたという。

 女性はショーの運営会社「デジタルナイン」(東京)と出演契約を結んでいたが、会社側は雇用契約ではなく労災対象とは認めなかった。女性側は、公演などを含め年間2000時間近い拘束を受けるなどして、「労働者性の判断基準」に該当し、実態は労働契約で労災対象とすべきだと主張していた。

 同社は「監督署の認定に従い、適正な対応をとっていきたいと考えている」としている。

 映演労連によると、認定の困難さや事を荒立てることで契約会社との関係悪化を懸念して、申請をあきらめて泣き寝入りする人もいるという。映演労連は「契約内容の形式面だけで判断せず労災認定を受けたのは大きい。同じ境遇の人が安心して働ける労働環境の整備につながれば」と話す。

 女性は18年5月、NHKの「クイズ日本の顔」に出演。ショーを紹介する場面で、跳び箱を跳ぶ際に左ひざ靱帯(じんたい)を痛め、全治数カ月と診断された。19年6月、労災申請していた。